Fortniteとメタバース|徹底解説

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人気バトルロイヤルゲーム『Fortnite』ですが、2019年、当時16歳の『Bugha』選手が賞金3億3千円を獲得し一時期話題になりました。また最近では開発元である、『Epic Games』がメタバースと深く関わっていることから、再び注目を浴びています。
しかし、メタバースと聞くとゴーグルのようなものをつけてプレーするものじゃないの?と疑問に思う人が多いと思います。そこで『fortnite』とメタバースとの関連性について解説してみたので、ぜひご覧ください。

メタバースとは

定義は「インターネット上に存在する仮想空間」です。おもにアバターを作り、社会生活(コミュニケーションをとる、服を着るなど)を行う際に使用されます。メタバースという言葉は「メタ」(超越)と「ユニバース」(宇宙)を組み合わせた造語であり、1992年に発行された『Snow Crash』というアメリカの小説家が書いた、SF小説の中に初めてメタバースという言葉が登場したと言われています。メタバースを題材にした作品に『マトリックス』や『SAO』、『竜とそばかすの姫』などがあります。

Fortniteとメタバース

『Fortnite』をあまり知らない方は、「Fortniteのどこがメタバースなんだ?」となってしまうかもしれません。
分かりやすいように『Fortnite』のメタバース要素をいくつかまとめてみました。

  • クリエイティブ
  • ライブ
  • ロッカー


以下でそれぞれ解説します。

クリエイティブ

『フォートナイト』には『バトルロイヤル』のモード以外にも様々なモードがありその中に『クリエイティブ』というモードがあります。ステージが様々で、遊び方も自由で戦闘はもちろん、遊園地でアトラクションに乗ったり、お化け屋敷で友達と肝試し、綺麗な街を探索したりといった様々なことができます。しかもそれらのステージを『Epic Games』以外の人が制作することも可能で制作のプロ団体もあるぐらいです。例として日本人が手がけるメタバース制作スタジオ『NEIGHBOR』があり、代表作である『AI ロケスタくん』は公開から105日目で100万の来場者を記録しています。
また、同『NEIGHBOR』は2022年11月〜12月に「オープンハウスPresents メタバースクリエイティブアワード featuring Fortnite」といった『クリエイティブ』で制作したメタバース作品の評価を競うコンテストを開催しています。

ライブ

フォートナイトは数多くのバーチャル・ライブを行っています。世界的有名アーティストの『マシュメロ』や『アリアナグランデ』、『トラビススコット』、日本からも『米津玄師』、『星野源』などが招待されています。周りの背景もアーティストに合わせて作られており、音楽のリズムに合わせてアバターが動くなど躍動感が素晴らしいです。また、無料で参加できるため、ライブを見るためだけに『Fortnite』をインストールするといったことも可能です。

ロッカー

『Fortnite』内のロッカーにはショップで購入した、スキンやバック、ツルハシなどを保管し、そこからその日の気分に合わせて、自分のアバターを着せ替えすることができます。またこれらもアーティスト、それに加え『バレンシアガ』、『ラルフ ローレン』などの有名ブランドや、『マーベル』、『スターウォーズ』などの映画、また『ナルト』、『ドラゴンボール』といった日本のアニメとのコラボが実施されています。


以上これらの要素により『Fortnite』が現実世界以外のもう一つの社会生活を行う空間、つまりメタバースだと言われている理由だと考えます。

有名企業からの投資

『Fortnite』の運営会社『Epic Games』はメタバース事業で『ソニー』から14.5億ドル、玩具メーカーの『レゴ』の親会社から10億ドルその他、多くの会社から資金を調達しています。
というのも『Epic Games』が『Unreal Engine』というゲームエンジンの開発を手掛けているからというところにあります。

Unreal Engine』とは簡単にいうとゲームを作る際に必要なプログラミングなどの専門的な知識がなくともゲームを制作するのためツールです。例として『PUBG』や『VALORANT』、『ファイナルファンタジーVII』、『ドラゴンクエストXII』など様々なゲムの開発主に使用されており、おもに3Dゲームの制作・編集に使用されています。

ゲームエンジンの有名どころは他に『Unity』があり、ともに世界的なシェアを有しています。メタバースにもこれらの技術が必須であり、『Epic Games』がメタバース事業に熱心であり、『Fortnite』という多くのユーザーを抱えているゲームの開発元ということからメタバース業界で多くの注目を浴びています。

最後に

前述してある通り初めてこの世に『メタバース』という言葉が使われたのが30年しかたっていません。また、『2022年11月6日』これは『SAO』の世界でゲームが開始された日ですが、残念ながらリリースされませんでした。しかし、当時読んでいた頃は「まあ、自分が生きてるうちは無理かな」と思っていたのが、今は「もしかすると?」といったかんじに変わってきています。2030年代にはフルダイブ技術が確立するといった話も出てきています、今後のメタバース事業から目が離せませんね。


最後まで読んできありがとうございまた。

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